忍者ブログ

O~必要不可欠要素~

ヲタクブログです。 絵は無断で持ってかないでください。 ついったーでも呟いてます→wataame1gou シブ垢→523874

2025/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ゆが/みのく/にのア○スパロで思いついたので走り書き

上記アプリのネタバレになるのでご注意下さい

あと書いてる人間は元ネタプレイしてないので(?!)色々元ネタと違っている可能性が大きいです

配役的にチェシャ→狛枝 アリス→日向くん 首切りをヤンデレ代表罪木ちゃんにしてます
基本的に日向ハーレム

カムさんの役はどの人にしようか…どっちにしろ出番は少ないけど←





白ウサギを見かけた日向は怪しい男狛枝に誘われ不思議の国へと迷い込む。

先に進む途中、執拗に狛枝に絡みつく薔薇と狂ったまま続けるお茶会を止めるため、「時間くん」なる人物(?)を探し出さないといけなくなった二人。時間くんが迷い込んでいるという「首狩り女」の城に向かうことにした。

不思議の国は道も物事も何もかもが不条理で、城に向かうには血の海を渡る必要があった。
血の海に対面して、渡る手段を考える日向。それに構わず先に進もうとする狛枝に日向は戸惑う。
いきなり狛枝が当たり前のように日向の手を握り、海の表面を歩き出した。当然日向は海に落ちてずぶ濡れになる。
「あれ?」
「あれ?じゃない、当たり前だろ海に落ちるのは!って、何でお前は浮いてんだよ?」
「普通、海は歩けるものなんだけどね」
「歩けねえよ普通!」
「駄目だよ日向くん。血の海は底なしなんだから、沈んだら浮き上がれないよ」
「え!どうすんだよ!?」
「うーん、じゃあこうすればいい」
そう言いながらひょいと狛枝は日向を抱え上げた。
「ちょ、ちょっと待て!俺とお前はあんま背丈は変わんないけど、お前よりガタイのいい俺を抱えたら、重くて疲れるだろうが!」
「オモイ?オモイって何?」
「え…重いって、重さのことだ。ほら、重いと持ち上げたりずっと抱えたり出来ないだろ?」
「うーん、じゃあ日向くんはオモイじゃないね」
「いや、重いだろ」
「でも持ち運べるよ」
「持ち運べるって…そんなずっとは力が持たないだろ」
「チカラ?チカラはいらないよ」
「…は?」
その言葉を証明するように、狛枝は俺を片手で抱えた。その仕草は道べに落ちていた木の枝を拾って掲げる様に軽々としてものだった。
「な、何で重くないんだ?」
「日向くんは持ち運べるものだって決まってるからね」
「決まっている?」
「そう。日向くんは持ち運べる、石は持ち運べない。決まってるんだよ」
「は?石はダメなのか?」
驚いた様に日向は話した。
「うん。勝手に場所を動かされたら、石だって迷惑さ」
「……迷惑なんだろうか」
「日向くん、石の意思は尊重しないといけないよ」
「……」
特に洒落で言っている訳でもなく、大真面目に返答され、日向は無理にでも納得するしかなかった。




無事首狩り女、罪木蜜柑の城に忍び込んだ二人。地下牢をウロウロしていると、目に見えないうねうねとしたものに纏わりつかれて涙目の日向。
慌てて待ち合わせの城の門にやってくる。
「狛枝…!」
「お帰り、日向くん」
「な、なんで一緒に来てくれないんだよ…首だらけだし、何かに取り憑かれるし…」
狛枝は不思議そうに言った。
「何を泣いてるの日向くん?」
「だ、だって、肩に…!」
日向は震える指で自分の肩を指さす。
「カタ?」
「何か乗ってる…」
「…乗ってるね」
やっぱり乗ってるのか!
「な、なんとかしてくれよ…!」
「ナントカ…」
緊張感のない顔で狛枝は日向の背中を見やる。
「キライ?」
「嫌いだよ!好きなわけないだろ!頼むから何とかしてくれ!」
喚く日向に、そう。と頷くと狛枝はその何かをひょいと抱えて日向の背中からしゅるりと離れていく感覚がした。
こわごわと背中を擦る日向に狛枝は声をかけた。
「駄目だよ日向くん」
「え?」
「時間くんを泣かせるのは良くないよ」
「え」
…時間くん?時間くんって見えないものなのか?
「どういうことだ?」
「時間くんは悲観主義者なんだ。気をつけてあげないと」
「も、もしかして、その変なのが時間くん!?」
「…うん、キモチは分かるよ」
そういうと、狛枝は腕の中の何かとぼそぼそ話し始めた。え、それは難しいんじゃないかな、などと言っている。
狛枝は日向に向かって話しかけた。
「時間くんが君に殺して欲しいってさ」
「は?!」
「でも日向くんは時間くんが見えてないみたいだから、上手く急所を狙うのは難しいと思うんだけどな」
「急所!?」
「じんわり死にたいならいいかもしれないけど」
「ちょ、ちょっと待て、何でそんな話になってるんだ?」
「日向くんに嫌われたから、生きていく気力を無くしたって。せめて最期は日向くんの手にかかることが望みだって」
「はい、どうぞ」といって狛枝は日向に時間くんを差し出した。
「どうぞじゃないよ!」
「あれ?駄目なの?」
「当たり前だろ!!」
「やっぱり駄目だったね。…うん、まあそうだね。…そう?うん」
狛枝はニコニコと日向を振り返った。
「じゃあ自殺にするってさ!」
「!!!」

なんとか思い直してもらう日向と傍観者狛枝。

「…時間くんが最初から見えないって教えてくれれば良かっただろ」
「見えるよ?」
「お前には、だろ。…時間くんってどんな姿だったんだ?」
「…」
珍しく狛枝は考え込んだ様子だった。
「あえて言うなら、ちょうに似てるかな」
「ちょう?蝶々?それなら可愛いもんだな。…でも、そんな感触じゃなかった気が」
「いや、人間の腸だよ」
「……」
聞かなきゃ良かったと後悔した。見えなくて本当に良かった、と日向が思い直して、城を出ようとした時。

狛枝の首が

宙を舞って

何が起こったのか混乱した日向は後ろを振り向くと、大きな鎌を振りかざした罪木蜜柑を見つけた。
「こま・・え、だ?」
「狛枝、どうして…え…」
地面に転がった狛枝の頭と身体が離れていて、日向はいつの間にか涙を流していた。
狛枝の顔は、いつもどおりの微笑みを浮かべたままで。
「日向さん、どうしたんです?何を泣いてるんですか?」
罪木蜜柑が困ったように首をかしげて日向の顔を覗き込んだ。泣いている?そんなの、狛枝が…。
「ひど、い」
「ひどい、なんてことすんだよ!」
罪木は何故か酷くうろたえたようだった。
「何で狛枝の首を刎ねたんだ!?こんな、非道すぎるだろ!?」
「…そ、そんなことで泣いちゃだめですぅ…」
罪木はなだめるようにそう言って、日向に近づいて手を伸ばした。日向はその手を激しく振り払う。
「お前なんか…お前なんか、だ い っ き ら い だ !」
びくっと罪木は肩を震わせた。可愛らしい顔がみるみる歪んで、今にも泣き出しそうな顔になった。
「許さないからな、絶対、ゆるさない…!!」
罪木は何か言おうと口を開いたが、やがて、唇を引き締め、鎌を握りしめた。しゅんと落ち込んでいる。
「だから、狛枝さんは嫌いなんです」
ぽつりと呟いた罪木の目には涙が溜まっていた。
「私の方がずっと日向さんのこと、想ってるんです…。狛枝さんなんて、導く者のくせに、番人の次に遠くに居るのに。それなのに、日向さんを泣かせるなんて…!ずるいです!!」
「みちびく…?」
罪木は溢れだしたように狛枝の不満をぶちまけているが、日向にはその大半の言葉の意味が理解出来なかった。
「日向さん!狛枝さんなんかのために泣いたりしたら駄目です!!絶対に、駄目なんです!!!」
そういって強く日向の肩を揺さぶっていると

「全くだよ、日向くん」

そう言って罪木の言葉に同意したのは、そこに転がっている、狛枝の首だった。
「!?」
「日向くん、日向くんは僕らの為に泣いたらいけないよ。それじゃあ意味が無くなっちゃう」
生首は平然としゃべり、あろうことか日向を諌めている。日向は混乱した。
「生き、て、る?」
「生きてるよ」
「首刎ねられたのに?」
「普通、僕は首と胴体が離れても死んだりしないよ」
「ふ、普通死ぬだろ!死ぬもんなんだよ!」
日向はがっくりと座り込んだ。
「じゃあ、大丈夫なのか…痛くないのか?」
「痛くないよ」
喜んでいいか、戸惑う日向。首が刎ねられている状態を喜ぶのもおかしな話だが、と日向は狛枝の頭を抱えた。
「良かった、死んでなくて」
「苦しいよ、日向くん。僕は首と胴体が離れても死なないけど、窒息したら死んじゃうよ」
狛枝は日向の腕の中で不満を言った。
「だ、駄目です日向さん、そんなの捨ててください!」
慌てて罪木が狛枝の首を掴んだ。どうやら二人にはそれなりに因縁があるようだ。ぽい、と狛枝の首を捨てて、罪木は日向の頬に手を寄せ、鎌を構えた。
「ごめんなさい、日向さん。狛枝さんが邪魔をして首を狩れなかったんですぅ。こんどこそ…」
そう言った罪木の背後、日向からは見えた。ゆらりと、狛枝の首なしの身体が立ち上がっていたことを。
狛枝の身体は素早く罪木から鎌を奪い、走りだした。
「ぅわ!な、なにするんですかー!」
罪木は抗議したけれど、狛枝の身体は反応しない。
「聞こえないよ。カラダには耳がないからね」
「返してくださーい!」
そう言って罪木は狛枝の身体を追いかけていった。

「…行っちまった」
「行ったね」
罪木に放り投げられた狛枝の首が言った。日向は膝に拾い上げると、顔についた泥を払ってやった。
「いいのか?お前の身体行っちまったけど」
もう遠くまで行ってしまった二人の姿は見えない。
「自由にさせたげなよ。身体はいい加減、頭の言うことにうんざりしてるんだから」
「呑気だな。身体が無いと困るだろ?」
狛枝はにこりとして言った。
「まあ大した事でもないね」

そうしてしばらく日向は狛枝の首を抱えて先に進むことになる。

komahina01.jpg

拍手[0回]

PR

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

リンク


メルフォ代わりにどうぞ

手描きブログ

プロフィール

HN:
木花 mokka
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析

**

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- O~必要不可欠要素~ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]