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O~必要不可欠要素~

ヲタクブログです。 絵は無断で持ってかないでください。 ついったーでも呟いてます→wataame1gou シブ垢→523874

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酷い走り書き。原作10巻からの妄想
激闘の末這々の体でエレンを気絶させ拘束、ベルトルトはライナーとエレン、ユミルを壁外遠くに放り投げた。
かろうじて巨人化を保ちエレンとユミルを抱えたまま遠くに落ちたライナーとベルトルトは合流するため蒸気を上げて巨人化を解除、戦線から離脱し逃亡する。
その少し前、戦うライナーの背後にエレンは自分の名を呼ぶ声を聞いた。
久しく聞いていなかった声だ。
5年前の混乱の後一度も会えなかった父の声だった。
その声に気を取られた瞬間に勝負は決まった。エレンは鎧の巨人にうなじごと口に含まれ、気絶した。

エレンが気がつくと幌のついた馬車に揺られていた。
馬が二頭で引く、簡素なものだ。
隣にはユミルが適切な処置をされて横になっている。
そして馬車を操る御者席には男が座っていた。
ああ、夢ではなかった。
そこに父がいた。

「エレン、まずいきなり巨人化するのはやめなさい。今のお前は戦闘で消耗している。それに現時点で既にウォールマリアより遠く離れた壁外に出ているんだ。今逃げたところで途中で野垂れ死ぬのが精々だ」
「ふざけるな!あんた、何を考えてこんな事をした!…敵、だったのか…?」
「会って早々親に向かってあんたとは躾がなっていないな」
「あいにく子供を置き去りに消えた男を今更父親だなんて思いたくないんでね」
「それだけ口がきけるなら今説明しても問題なさそうだな」
「何を」
「私が知り得る全てを。それを聞いて、お前が何を敵とするか決めなさい」

幌の外には鎧の巨人が並走して周囲を警戒している。遠くに巨人が見えたら排除。そして驚いたことにライナーの反対側には獣の巨人がいる!
「『彼』は巨人化した後でも人並みの知性を有していてね。私が説得したら我々に興味を持ってくれた『友人』なんだ」

友人だと…?そんなに安々と説得に応じるものか、奇行種といえど人を襲う本能は変わらないはずだ。自分達の様に人に戻れるわけでもないのだろうか。
「彼は私達と根本的に違う。私達の様に『人として生き残った』わけではないんだ」

どういうことだ、その口ぶりだとまさか

「エレン、私はお前の賢さを誇りに思うよ。そう、この壁に覆われていない場所にさまよう知性のない巨人は、元は人間だったものだ」
「なんで人が巨人になるんだよ!?あり得ないだろ!?」
「それはお前にも通じるだろう。薄々気づいているだろう?」
巨人は人為的な災害なのだと

「あれら巨人はいわゆる『失敗作』なんだそうだ。本来目的としていたのは、私達のように人が操縦する圧倒的な『兵器』だった。だけど誰も彼もがその兵器になり得るわけではない。多くの人間は耐え切れず死亡して、その後巨人へと変質する。巨人にすらならなかった者もいる」
「しかしその多くが骸すら変質し、空中離散して跡形すらなくなってしまう。骸がないというのは結果的に人にとって良くないことだった。惨劇さを語る骸が訴えないままに、人はその非人道的行為を続けたのだから。 私もその一人だった。」
「私にはルーツがなかった。生まれて自我を持った時には既に親など存在しなかった。私のようにルーツのわからない者達と一緒に私は成長した。幸か不幸か私には医学の知識を持ち得る程度の頭と逆境に立ち向かおうとする精神力があった。血反吐を吐いて被験体になり生き延びた」
「…なあ、父さん。さっきから俺達巨人になれる人間のことを『私達』って言ってたよな」
「ああ。私も変身出来る。後でライナーと見張りを交替する時に見せてやろう」
エレンは頭を抱えた。

~中略~ とりあえず覚書。
・グリシャ達が向かってるのはエレン達の住んでいた壁内と同じ様に壁に囲まれた『帝国』で、そこはエレンの住んでいた壁内より数段堅牢な壁と層があった。
・元々これらの壁は、巨人という兵器のための実験場の予定地で、「本来壁に囲われるのは巨人だった」
・つまり人類は自ら生み出した兵器によって領地を放棄せざるを得なかったという皮肉
・エレンの方の国は王政の中核だけは他国があることを知っている。しかし妥当な交流手段も巨人に対向する手段も持ち得なかったため鎖国中
・グリシャ達の国『帝国』は一部で兵器のコントロール化が成功する
・しかし成功率はとても低い
・故にエレンやユミルなどの「成功例」を持ち帰るのがエレンの国を滅ぼすより優先だった
・そもそもなんで帝国がエレンの国を攻めてきたのかは、調査兵団の力が付き始めたから。原因不明の「失敗作」の減少で調査を行った帝国が調査兵団の戦った痕跡を発見し、その技術力はまだ自国に比べれば劣るものの、エレンの国の人間が帝国の存在を知ると面倒だと思ったから先制攻撃した
・ライナーのようにまだ年若いものが潜行すれば、上手く行けばエレンの国の技術を学び奪うことも出来る。だから訓練生として卒業した直後にエレンの国への再度の攻撃を始めた
滅ぼすことは後でも出来るという帝国の余裕があった。そして滅ぼさずともエレンという「理由」が出来たからライナー達は帝国に戻ろうとした

グリシャの補足
・エレンの国にやってきたのは実はスパイという名目の「失敗作」の処分だった
・医療の知識を持ち巨人化の研究もしてたけど、生まれの低さや周囲の軋轢の為に実験台にされて、死なないけれど巨人にもならないというどっちつかずな失敗となる
・万一自国内でいきなり巨人化して暴れられると困るので、エレンの国のスパイになって観察してこいと命令され、実質的な島流しとなる
・だがエレンの様にいざ壁外の巨人に喰われそうになった時に巨人化して難を逃れる
・それからしばらく巨人化しつつ制御法を自己流で編み出す
・フラフラしてたら自国とは違う壁を発見して、ここが命令された国なのかと門からしばらく離れたところから壁をよじ登る(夜の間に)
・シガンシナに行って当時疫病が流行っていた街で自分の知識を使って街を救う→医者として振る舞うようになる
・その時エレンの母カルラと恋に落ちる
・その後命を賭して恩どころか仇しかない自国に戻るくらいならここに留まった方がまだマシだとエレンの国に骨を埋めようと考えていた時のシガンシナ侵攻
・エレンに投与した後、万一危機が訪れても何とか生き延びる可能性を信じて自国に戻る…前にしれっと紛れ込んでいただろうスパイの子どもたちと接触する。(多分言語がわからない人間を探して見つけ出した)そして彼らの先輩だと同じ言語で話し、人目のないところで巨人化→信用される
・しばらく彼らにエレンの国の言葉や風習を教え偽の戸籍を作り彼らが動きやすい体制を作る。(その実績が自国への手土産になるから)

グリシャの今の目的はエレンの国の保護と自国の体制の改善。いくらか被害はあるものの、エレンは調査兵団に入りたがっていたからその行動は予想がつくのでエレンと同じ時期に訓練生になるようライナー達に指示(但しエレンの存在は彼らに伝えない)
エレンの国の技術や「エレン」という成功例を交渉武器として自国と戦うパパ無双を妄想してる。

あ、あとそれと帝国がエレンの国滅ぼそうかなって思ったきっかけがリヴァイ兵士長加入での戦闘力上昇のせいだったとか考えると胸熱 この後の展開

グリシャの説明で戦うべき敵は今自分を攫った人間ではないと理解したエレンは父の道具として協力する。
ライナー達が帝国で技術を(致命的な弱点を晒さない程度に)伝えている間にエレン自身も巨人化のコントロール方を帝国で学び、帝国からのダブルスパイとして父の下で学習する。
エレンの目標は兵器としての巨人の殲滅と世界を自由に行き来できることなのは変わりないけども、その為の手段かつ障害物として新たに帝国というものが出たので父と協力してどうにかしたいと考える様になる。 ライナー達はエレンの国で学び、エレンの国の事情を知って情が湧いたのでエレンの国を出来れば守りたいと思っている(でも自分の立場もわかっているのでエレン達以外には絶対言わない) エレンは帝国からアニ奪還の為のスパイとしてまたエレンの国に戻るようにグリシャが計らう→かーらーの調査兵団への突然の帰還で大騒ぎ(緘口令でる

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