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O~必要不可欠要素~

ヲタクブログです。 絵は無断で持ってかないでください。 ついったーでも呟いてます→wataame1gou シブ垢→523874

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カムさんはむっつりスケベ。


前にも書いたように、カムクライズルはそもそもアバターの日向創を自分の表の人格に適しているかを見定めるために観察していました。カムクライズルの肉体の制御は、一人の精神では追いつかないことを彼は理解していました。カムクラ自身が感情を全て司ると今まで制御してきた才能を発揮することはできないので、感情を司るためには自分以外の人格が必要になるのです。
そんなこんなで、みるみる成長するアバター日向を見てカムクラはいつの間にか観察から離れて、興味を持って見守るようになりました。
多彩過ぎる才能に体力を裂かれ感情にまで手が回っていなかったカムクラは、深く人間観察をし興味を持つ人物は一人が限界でした。その対象として必要があって見守っていた筈の日向創に、ただ自分の興味の為に目を向けるようになったのはいつかわからないまま。気付けば彼は日向創の多彩な表情に目を奪われていました。
彼と話したい。彼の柔らかそうな頬に触れてみたい。現実世界では一つの肉体を共有することになるため、この架空の世界でしか叶わない夢すら持つようになりました。

彼に肉欲的な願望を持ち出すと、カムクラは初めて自分の才能を無駄遣いし始めました。日向創を快楽に落とす方法など腐る程思いつきます。皮肉なことに、日向が入るであろう自分の肉体は管理のため性感帯の開発を済ませています。初々しい未体験の精神を持ちながら肉欲には簡単に陥落するであろう彼を思うと、ないヨダレが吹き出しそうでした。鉄面皮でしたが。

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